医療サービス
薬剤部
外来は平成30年2月より院外処方となっています。処方内容についてチェックを行い、院外処方箋をお渡ししております。
入院は引続き院内処方になっています。
栄養部
栄養部では 『こころのこもった安全な食事づくり』 を理念とし、患者さんに良質の医療を継続的に提供することを心がけています。
各病棟の食堂にサブ厨房が併設され、直前盛り付けにより適温でおいしい食事を提供しています。オープンカウンター越しの患者さんとのコミュニケーションにより家庭的な雰囲気を感じることのできる設備となっています。
当院では日々の生活の中で楽しみの一つである食事の充実を図るために週3回の選択メニューを実施しています。行事食では季節や旬の食材を取り入れ、四季折々の季節感を感じてもらっています。また、各病棟で企画し、ランチバイキングを実施することもあります。普段の食事ではなかなか提供しにくいメニュー(お好み焼き、鍋料理など)でも、皆様に喜ばれるよう積極的に取り入れています。
管理栄養士が細かく栄養管理をしており、食事療法が必要な患者さんには医師の指示の下、様々な食事サービス・栄養指導を用意しております。
デイケア・ショートケア
外来治療のひとつです。月曜〜金曜日の9:00~16:00の間、プログラムを通して生活リズム改善や、就労などを目指します。
デイケアについて
- デイケアとは
- ◎外来治療一つの形態です。
- どうも人付き会いが苦手だ。でも話し相手や友達が欲しい。
- 1日のほとんどを家で過ごす事が多く、出掛けて行く場所も無い。
- 家でいると不安で落ち着かない。
- 生活が不規則で、何とか抜け出したい。
- 仕事をしたいが、少し自信が無い。
◎こんな方にお勧めで、様々な活動を通じて社会復帰・参加を目指します。
- 具体的な目的は
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- 規則正しい生活リズム、習慣を身につける。(睡眠、食事、服薬など)
- 人との付き合い方を学び、上手に会話できるようになる。
- いろいろな事に参加することで自信を持てるようになる。
- 自分の病気や問題と向き合い、目標を立てていく。
- 病気や服薬、副作用について正しい知識を得る。
- 開催時間
- 月~金曜日(祝日は休み) 9:00~16:00
- プログラムについて
- 令和3年10月のプログラムはこちら
- 令和4年3月 令和4年4月
- 費用について
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- 各種健康保険が適用されます。
- 自立支援医療(1割負担)を併用できます。
対象にならない場合もありますので問い合せはケースワーカーまでご相談を
- 創作や外出企画などに伴う費用は別途実費負担となります。
- 約束事があります。
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- 高額の金銭、物品などは持ってこない事。(紛失、破損は自己責任になります)
- 参加、遅刻、欠席の連絡は10時までにお願いします。(食事の発注のため)
- 金品の貸し借りは厳禁とします。
- 通院、帰宅時の交通事故には注意しましょう。(当院では責任を負いません)
- メンバー同士のプライバシーを尊重しましょう。
精神保健福祉士
精神保健福祉士(ケースワーカー)は、患者さんの抱える生活問題や社会問題の解決のための援助や福祉サービス利用の支援を通して、その人らしい生活環境を整えるお手伝いをします。また、当院では主治医・看護師・作業療法士・公認心理師など他職種と連携を行い、患者さんやご家族が安心して治療や療養を続けられるように努めています。お気軽にご相談ください。ご相談内容に沿って必要な情報をお伝えし、サービス利用に向けてのお手伝いをさせていただきます。
- たとえば
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- 「どこに相談したらよいかわからない」
- 「受診・入院の相談をしたい」
- 「福祉制度について知りたい」
- 「介護保険制度について知りたい」
- 「医療費や生活費などの経済的な問題」
- 「退院後の住まいについて」
- 「退院後の居場所について知りたい」
- 「復職(復学)・就労について」・・・など
公認心理師
現代はストレス社会と言われ、家庭、学校、職場など日常の様々な生活場面においてストレスがあふれています。これらのストレスにうまく対応・対処できなければイライラしたり、不安を感じることが多く、時にうつ病などの心の病気に悩む方もおられます。当院では4人(女性3人、男性1人)の公認心理師が勤務し、医師の指示の下でカウンセリングや心理検査等を行なっています。
カウンセリングは医師の診察と並行して実施しています。カウンセリングを通じて、患者さんが困っていること、悩んでいることについて一緒に考え、問題の改善を目指します。カウンセリングでは来談者中心療法、支持的精神療法、認知行動療法、自律訓練法、社会技能訓練(SST)等、患者さんの状態に合わせて適切な技法を用います。
心理検査は医師の指示で適時実施しています。心理検査の結果をカウンセリングに活かせるように努めています。
※カウンセリングの頻度や時間、実施する心理検査は症状に合わせて、その都度、決めていきます
また、当院では発達障害専門外来も実施しています。医師の診察の前に公認心理師がご本人、ご家族から状態をお聞きし、医師の診察の後に必要に応じて検査を実施します。
作業療法士
作業療法では作業活動や人との関わりを通して生活のしづらさの軽減を図るための援助を行います。“ほっ。”と一息つける時間・場所、人と一緒に過ごす体験は、再びその人らしい生活を築く力となります。当院では医師の指示の下、各々の患者さんに応じてスタッフと個別で行う個別作業療法、グループで行う集団作業療法、外来通院中の方に対する外来作業療法を実施しています。
令和3年4月より作業療法活動名称が「フォレスト」となります。
「フォレスト」に関しましては、
こちらをご覧ください。